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ひとり暮らし (新潮文庫) 谷川 俊太郎
Amazonの内容紹介には「ユーモラスな名エッセイ」とある
題名からして、ひとり暮らしの楽しさ寂しさが面白く書かれているのかな、と勝手に想像して、通勤途中にちょっとずつ読んで「クスッ」と笑って気分転換!くらいに考えていたのだけれど・・・
空き時間にちょこっと読むっていうよりは(ではこれより読ませていただきます。一礼。)くらいの高尚な内容なのだ
さすがに詩人
文章が哲学的にも思えて
ひとつひとつ自分なりにかみくだいて理解しながら読む作業
そして文章の素晴らしさにうなり
Beethoven の「熱情」がお好きだと読めばアタシもCDを買い、聴いてみる
と言った具合
注:谷川氏は、Beethoven のことを「ベトちゃん」とお呼びになるユーモアセンスの持ち主であられます
そして読み始めてから1ヶ月たっていることに今日気づく。。。
いい加減読み終われよ、アタシ
と自分に喝を入れたくなります
谷川氏は今、朝日新聞にコーナーを持っておられて
時折、詩を拝見するのだけれど、あのお歳でこの詩をお書きになる!?
才能のある方は違う。。。
とまたそこでうなる私でした
一礼
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