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友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」
感想
平尾さんが癌告知を受けて、それから亡くなられるまでの記録です
ただ単なる記録ではなく、山中教授が一個人として大切な友人のガン治療のために思い悩んだ姿、平尾さんのご家族の計り知れない苦悩の日々も記されています
どの治療方法がベストなのか
とにかくやってみないとわからない
平尾さん、山中教授、平尾さんのご家族が共に懸命に悩み戦った1年
色々な想い、苦しみが伝わってきて涙が出ました
意外な組み合わせのお二人のように思えたけれど、読み進むうちに分野は違いこそすれお互いそれぞれに日本を代表するほどの類まれな才能を持ち、それが故にTOPに立つものとしての孤独・苦悩を抱え続け、そして初めてそれを分かち合える友に出会えたということだったのではないか・・・そう感じました
最期まで紳士であり続けた平尾さん
本当に早すぎる旅立ちでした
ご冥福をお祈りします
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